日常・自然

田んぼで出会ったカモさんは無職のプロフェッショナル

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今朝は少し曇り空。

散歩がてら近所の田んぼをのぞいたら、水を張ったばかりの田んぼが、鏡みたいに空を映していました。風もおだやかで、薄い雲がゆらゆら。植えたばかりの稲が美しく並んでいて、眺めているだけで肩の力が抜けていきます。

稲の間に、お客さんが二羽

そんな田んぼに、カモが二羽。稲の間をスイスイすり抜けながら、くちばしを何度も水にツンツン入れています。「虫でも探してるのかな?」

しばらく見ていたけれど、こっちをまったく気にする様子もなく、ひたすらマイペース。完全に自分の家みたいな顔でくつろいでいました。

調べてみたら、ちゃんと働いてた

気になって調べてみたら、これ「合鴨農法(あいがものうほう)」という昔ながらの農業スタイルなんだそうです。

カモを田んぼに放すと、虫や雑草を食べてくれて、泳ぎながら泥をかき混ぜて土をやわらかくして、おまけに稲の根っこに酸素まで届けてくれるんだとか。あんなにのんびりプカプカ浮かんでいるように見えて、実はちゃんと働いていたとは。ちょっと見直しました。

正体は、無職のプロフェッショナル

……とはいえ。この田んぼのカモたち、よく見ると誰かに飼われている雰囲気でもなくて。たぶん勝手に来て、勝手にごはんを食べて、勝手にくつろいでいるだけ。正式な「合鴨農法のスタッフ」かというと、かなりあやしい(笑)

雇われているわけでも、誰かに頼まれたわけでもない。それでも田んぼの役にはきっちり立っている。いうなれば、無職のプロフェッショナル。働いているつもりはなくても、いるだけで誰かの役に立っている。なんだかちょっと、うらやましい生き方です。

あとがき

数か月もすれば、この稲も頭を垂れて、たくさんのお米になるんでしょうね。そのころにはこのカモたちも、どこかへ気ままに旅立っているのかもしれません。

朝のちょっとした出会いに、こっそり感謝した一日でした。

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