カネオヘ湾サンドバーにひとりで参加したら、ほぼ全員新婚さんだった話と今のツアー事情
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ずいぶん前のことですが、ハワイを一人旅した時に、オプショナルツアーを二つ申し込みました。一つは、ノースショアを目指したはずなのに、なぜかシゲルさんのプライベートツアーに。そしてもう一つが、今回の「天国の海」── カネオヘ湾のサンドバーです。「天国」って言葉、めっちゃ魅力的ですもんね。
「ひとりで参加しても大丈夫?」と気になっている方に向けて、正直な感想と、当時とは変わった「今のツアー事情」をまとめました。先に結論を言うと、海は最高。ひとりでも、ちゃんと楽しめます。……心のほうは、まあ、気の持ちようです、はい(笑)。
ちなみに同じ旅では、ダイヤモンドヘッドにもひとりで登りました。そちらのお話はこちらの記事で。
ネイルサロンのポスターに、一目惚れした
きっかけは、ワイキキの大きなショッピングセンターの中にあるネイルサロンでした。ブランドのお店や免税店も入っていて、日本でいう百貨店のような雰囲気のところです。ネイリストさんは日本人の女性。当時はハワイで働いている日本人女性が、けっこういた気がします。
ネイルをしている途中、ふと、後ろの壁に貼ってある一枚のポスターが目に入りました。珊瑚礁が砂みたいになった、真っ白い砂浜。それが海のど真ん中に、ぽつんと現れてる。あんまり綺麗で、しばらく見入ってしまいました。
そして思ったわけです。「わぁー、きれい、行ってみたい」「ネイルもステキにしたことだし…ちょっと、行っちゃう?」って。申し込みも日本語でできたので、気づいたらその場で申し込んでました。我ながら勢いがすごい(笑)。そして数日後、ツアー決行。
ホテルからバスと船で、海の真ん中の砂浜へ
集合場所は、ワイキキの有名ホテル。ツアーのバスはそこから出発します。乗り込んでみると、みなさん二人ずつ、仲良く並んで座っていきます。……ん? 二人ずつ? まあ、バスの座席ですからねぇ。今思えば、ここで気づくべきだったんですが、たぶん、頭のどこかで気づかない方がいいと思ったのかもです(笑)
現地で急遽申し込んだツアーです。ちゃんと合流できるかなとドキドキしていたし、「天国の海」という響きとあの美しいポスターに舞い上がっていて、正直、期待しかありませんでした。そう、小学生の時の遠足みたいにね。

バスはカネオヘ湾の船着き場へ。そこから船に乗り換えます。船に乗り込むその瞬間、また「…あれ?」と。(笑)
目指すのは、海の真ん中にある真っ白な砂のところ。潮が引くと現れる「サンドバー」と呼ばれる場所で、なんと海の中なのに立てるんです。その周りは結構深くなっていて、そこでウミガメや魚と一緒にシュノーケリングができる── そういう触れ込みでした。
船のガイドさんが、これがまたきれいに日焼けした素敵な女性で。ずっと楽しそうに笑いながら案内してくれて、おかげで気持ちよくサンドバーに降り立てました。日本人のガイドさんだったんですけど、本当に案内が上手だったなぁ。
ウミガメと泳いで、ふと見渡したら新婚さんだらけ

サンドバーに着いてみると、ポスターで見たような「海に浮かぶ真っ白な砂の島」は、この日は姿を見せていませんでした。砂の島に立つと深さはひざ下くらい。写真の薄い水色に見えるところが、ちょうど砂のところです。潮の満ち引きや時間帯で、現れ方が変わるみたいです。

シュノーケリングする人はライフジャケットを着て、シュノーケルをくわえて海へ。海の色も、足元の砂の白さも、文句なし。ウミガメがすいーっと泳いでいくのが見えて、ここは確かに「天国の海」と呼ばれるだけあるなぁと思いました。
で、ふと我に返って、まわりを見渡したんです。そして、バスと船で感じた嫌な予感の正体に、ここではっきり気づきました。もう認めざるを得なかったんですね。参加者はほぼ全員が新婚さんだったんです。
正確に言うと、例外が一組だけいました。「お母さんをハワイに連れてきたかった」っていう感じの、30代とおぼしき優しい日本人男性と母親と思しきお二人。親孝行、えらい。…で、その親子を除いたら、あとはぜーんぶカップル。手をつなぎ、見つめ合い、世界が二人だけの新婚さんたち。(幸)
そんな白ではない、ピンク色の楽園に、ただ一人。新婚でもなく、彼氏と来たわけでもなく、なんなら誰とも来ていない。なんとも言えない”わけありっぽい”オーラを背負った女が、まぎれ込んでおりました。…はい、私です(笑)。
海はあんなに青くて綺麗なのに、私のまわりだけ、なんというか、幸薄いというか(笑)。
新婚さんの幸せオーラを至近距離で浴びるたび、HPがじりじり削れていくのを感じました。天国の海で、なぜか修行している気分。まあ、そうなりますよね。
帰りのバスで確信した「これ、地獄では?」
そして極めつけが、帰りのバスでした。遊び疲れた新婚さんたちが、みんな揃って屍のようにぐっすり爆睡。まあね、新婚さんだもの、いろいろ疲れますよね…(笑)。そんな静まり返った車内に、なぜか大爆音で流れていたのがレゲエ。
いや、ハワイアンじゃないんかい。
天国みたいな海を堪能したはずなのに、爆睡カップルと爆音レゲエに挟まれて、私はひとり「天国の海のはずが、なんか地獄っぽいな…」と、しみじみ思ったのでした。なんだかな~。
当時と今はここが違う!日曜と祝日はツアーがありません
私が行ったころは、現地でポスターを見て、その場で申し込めました。でも今は、日本から予約サイトで申し込んでおくのが安心です。理由は、行ける日が意外と限られているから。これから行く方は、次のことを押さえておいてください。(2026年10月に確認した情報です)
- 日曜と祝日はツアーなし:ハワイ州のルールで、カネオヘ湾では日曜と米国の連邦祝日に、ツアーなどの商業活動ができません。旅行の日程が決まったら、まず曜日を確認してください
- 潮しだい:サンドバーは潮が引いたときに現れます。私が行った日は、砂の島に立つとひざ下くらいの深さでした。白い砂浜がくっきり出るかは潮と時間帯しだいなので、「ポスターどおり」を期待しすぎないのがコツです。ツアーは潮の時間に合わせて組まれています
- 船でしか行けない:出発はカネオヘ湾のヘエイア・ケア港。ワイキキの主なホテルから送迎してくれるツアーなら、車がなくても大丈夫です
- 料金と予約:ツアー料金は、内容や参加日、送迎の有無などによって異なります。人気の日程は予約が埋まることもあるので、旅行の日程が決まったら早めに空き状況を確認しておくと安心です。特に一人旅の場合は、1名から申し込めるか、最低催行人数の条件もチェックしておきましょう。
- 日焼け止め:ハワイでは2021年から、サンゴに悪い成分(オキシベンゾン・オクチノキサート)入りの日焼け止めは販売されていません。日本から持っていくなら、ノンケミカルのものを
- ウミガメ:触ったり追いかけたりするのは禁止。3mくらい離れて見るのがすすめられています
同じサンドバーツアーでも、内容や料金、送迎、日本語対応などの条件はさまざま。特に一人旅なら、1名から参加できるかを確認しておくと安心です。
最新の料金や空き状況は、予約サイトで比較してみてください。
サンドバーのツアーは、VELTRAで「サンドバー」と検索すると、いくつか比べられます。
→ 現地オプショナルツアー予約&観光旅行【VELTRA-ベルトラ】![]()
ひとり参加・英語が不安な人へ
カネオヘ湾のサンドバーは、海もウミガメもガイドさんも最高でした。地獄だったのは私の心の問題です(笑)。
行くなら、このあたりを準備しておくと安心です。……って、どのあたりよ!(笑)
- 持ち物:水着は服の下に着ていく/濡れてもいいサンダル/酔い止め(船に乗ります)/防水のスマホケースは必須級
- 日焼け対策:遮るものが何もない海の真ん中です。パーカーやラッシュガードは必要不可欠。
- シュノーケリング:ライフジャケットもシュノーケルもツアーで借りられることが多いです。泳ぎが苦手でも大丈夫
- 心の準備:今はファミリーも増えているみたいですが、もともとハネムーンの大定番。ひとり参加は”アウェイ感”を覚悟しつつ、気にしないのが一番です
英語が心配なら、日本語のガイドさんやクルーが付くツアーを選べば、まず困りません。私も申し込みから当日まで、ほぼ日本語で済みました。それでも、ひとり参加ならこのひと言だけは覚えておくと便利です。
- Is this the bus for the sandbar tour?(サンドバーツアーのバスはこれですか?)……集合場所で迷ったら
- Could you take a picture of me?(写真を撮ってもらえますか?)……ひとり参加の必須フレーズ(笑)
天国か地獄かは、心の持ちよう(笑)。
楽しんだもの勝ちです!
