ダイヤモンドヘッド、行きはよいよい帰りはバス迷子。ひとり登山の本音と今は必須の予約のこと
ずいぶん前のことですが、ハワイを一人旅したとき、ダイヤモンドヘッドにひとりで登りました。行く前に想像していたのとは少し違った頂上の感想と、帰りのバスで迷子になりかけた話、そして当時とは大きく変わった「今の予約のこと」をまとめました。これから行く方の参考になればうれしいです。
ハワイに来たからには、ダイヤモンドヘッドくらい
その旅は、友達のコンドミニアムに泊めてもらいながらの一人旅でした。滞在中のある日、ふと「ハワイに来たからには、ダイヤモンドヘッドくらい行っておかなきゃ」と思い立ったんです。思い立ったらその日に動けるのが、ひとりのいいところ。さっそく出かけることにしました。

行きは「ダイヤモンドヘッド行き」のバスに乗るだけ。行き先がそのまま書いてあるので、英語に自信がなくても迷いようがありません。……と、ここまでは順調だったんです。ふらっと、ちょっとそこまで、みたいな感じでした。
思っていたより登りやすかった道
服装は軽装にスニーカー。水だけはしっかり持って行きました。道はきちんと整備されていて、手すりもあります。はじめはゆるやかな坂道とジグザグの道。頂上が近づくと、階段とトンネルが出てきます。

ほかのブログを見ると「階段がきつい」と書いている人が多いのですが、私はそこまでではありませんでした。当時はまだ体力があったから……ということにしておきます(笑)。標高もそれほど高くないので、山登りに慣れていない人でも十分登れると思います。

頂上の正直な感想は「一応、登ったぜ」
頂上に着いてみると、思っていたより狭かった気がします(このへんは記憶があいまいです)。海は、濃いブルーと薄いブルーに白い波がしら。ワイキキのホテルとなだらかな海岸線がよく見えて、絵葉書のような風景でした。正直な感想は、「一応、登ったぜ」。

ボッチ登山だったから、感動を分け合う相手がいない。知らない人同士で「やったね!」「イェーイ!」とハイタッチ……なんてこともなく、ひとりで景色を眺めて終わりました。道のりも、登山というよりトレイル。少しきついかな、くらいの感じでした。
あれっ?帰りのバスが分からない!声をかけたご夫婦
さあ帰ろうと下りてきたところで、はたと気づきました。帰りのバス、どれに乗ればいいの? 行きは「ダイヤモンドヘッド行き」に乗るだけで簡単だったのに、帰りのバスが分からない。間違ってとんでもない方向へ行ってしまったらどうしよう。怖い。
ひとりでバス停の前に立って、考えていても答えは出ません。そこで、近くにいたアメリカ人らしきご夫婦に、思いきって声をかけてみました。「ワイキキの方に行きたいんですけど……」
すると返ってきたのは、「私たちも行くのよ、一緒に乗りましょ」と。勢いでダイヤモンドヘッドへきたものの、帰りのバスでつまずくとは。(汗)
旅にはつきもののちょっとしたハプニングでしたが、思い切って聞いてよかったです。
降りるときに「Thank you!」とお礼を言って、そこでお別れ。あの素敵なご夫婦のことは今でも覚えています。英語が完璧じゃなくても、話しかける勇気が大事ですね。
当時と今はここが違う!今は予約が必須です
私が登ったころは、ふらっと行ってそのまま入れました。でも今は違います。2022年5月から、ハワイ州外からの観光客は事前予約が必須になりました。予約なしで行くと入れないので、ここだけは気をつけてください。(2026年10月に確認した情報です)
- 予約:ハワイ州の公式サイト「Go Hawaii State Parks」から。30日前から予約でき、朝の早い時間帯は埋まりやすいそうです
- 料金:入場料は1人5ドル(3歳以下は無料)。車で行く場合は駐車場が1台10ドル。支払いはクレジットカードのみ
- 時間:朝6時〜夕方6時。いちばん遅い予約枠は16時です
- 道のり:登山口から頂上まで片道約1.3km、登る高さは約170m。往復で1時間半〜2時間が目安
- 階段:最初に74段、そのあと長いトンネル。トンネルを抜けると、急な99段の階段と、左側のゆるやかな階段(82段+54段)の2ルートに分かれます。どちらも同じ頂上に着くので、階段が不安な人はゆるやかな方を選べます
- バス:ワイキキからは路線バス「TheBus」の2番などで行けます。料金は大人3.25ドル(現金・2026年7月から)。バス停から入口までは少し上り坂を歩きます。乗る前に、バス停の路線表示で行き先を確かめてくださいね
料金や予約のルールは変わることがあるので、行く前に公式サイトで最新の情報を確認してください。
英語に自信がなくても、ひと言で何とかなる
私があの日できたのは、「ワイキキに行きたい」と伝えることだけでした。当時は翻訳アプリなんてなかったので、自分の口で言うしかなかったんです。でも、それで十分でした。
今はスマホの翻訳アプリで話しかけることもできます。ただ、バス停でとっさに声をかけるときは、アプリを開くより短いひと言のほうがずっと早い。バスで迷ったときに使えるひと言を置いておきますね。
- Excuse me.(すみません)……まずはこれで話しかける
- I want to go to Waikiki.(ワイキキに行きたいです)
- Does this bus go to Waikiki?(このバスはワイキキに行きますか?)
- Thank you!(ありがとう!)……降りるときに、笑顔で
完璧な英語でなくても、伝えようとすれば助けてくれる人がいる。ボッチ登山の頂上ではちょっと寂しかったけれど、帰りのバスでちゃんと「来てよかった」になりました。予約は忘れずに。
