サントリーウイスキー「白州蒸留所」
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Japan Journal Days やさしい日本日記
ここ数年来、私の時間を静かに満たしてくれている、大切なコーヒー豆があります。
西日の入る部屋で楽しむ一杯。
コーヒーミルでカリカリと挽く音も、ゆったりと流れる大切な余韻です。

そんなコーヒー豆を提供してくれるのは、のどかな田んぼの中にひっそりとたたずむコーヒー焙煎所。
買いに行った帰りの車中は、焙煎したての豆の香りに包まれ、
まるで琥珀色のカフェにいるような気分でした。
今は他県に引っ越してしまい、気軽に買いに行けないのが残念ですが、
いつも愛飲していた豆をネットで取り寄せられると知り、とてもうれしかったです。
この焙煎所の豆は、ブレンドが中心。
それぞれのブレンドには、甘み・香り・苦みのバランスが丁寧に考えられており、
季節や気分に合わせて選ぶ楽しさがあります。
焙煎所では、試飲をさせていただくこともできます。
店主の独自の世界観と豆への深い愛情から生まれた、豆たちのネーミングもまた魅力のひとつです。日本の風景からインスピレーションを得た名前を付けているそうです。
・六花(りっか)
・芝草(しばくさ)無農薬栽培豆使用ブレンド
・舞白(まいは)
・田綾(たあや)
・遥灯(はるひ)
・咲雨(えみう)
・瑠日(るか)
店主さんによると「ブレンド主体なのは、単純にブレンドのほうがおいしいから。それぞれの豆がお互いを補い合い、幅や奥行きのある味になるんです」
とのことです。
なるほどなぁ……と、ストレートコーヒーにこだわっていたけれど
ブレンドにはそういう深さがあるのだと視野が広がりました。
今日もこの豆の香りに包まれながら、
静かな幸せをかみしめています。
いつかまたこの焙煎所を訪ねる日が来たら、
そのときの香りと空気を、また言葉にできたらと思います。